Unison MIDI Wizard 2.0 の使い方 ②ピアノロールのあつかい
2024年08月06日 11:56
ピアノロールのあつかい方
MIDI Wizard のピアノロールのあつかい方について解説します。
基本的には一般的な音楽制作ソフトと同じです。 実際に操作しているところを見てもらった方が早いので YouTube に動画を投稿しました。このブログでは補足的にピアノロールや編集の機能についてまとめておきます。
YouTube の解説動画は、ここをクリックしてご覧ください。
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1. 表示
プラグインウインドウのサイズ調整
ウインドウ右下の6つの点の箇所をドラッグする。
ピアノロールの横方向の拡大縮小
ルーラーをクリックしたまま下へ引っ張ると拡大し、上に持ち上げると縮小する。
2. 編集
アンドゥ
直前に実行した処理を取り消し元の状態に戻す。
リドゥ
取り消した処理を再度実行する。
AIが生成したメロディーやコードを変更
コードを分割したり、別のコードに変更したり、長さを変更できる。
コードをクリックすると、変更セレクターが表示されその箇所に相性の良いコードがハイライト表示される。
ピアノロール上をダブルクリックするとノートが挿入される。
クオンタイズは右クリックして表示されるメニューから設定する。
ノートを選択してシフトキーと上矢印キーで1オクターブ上がり、下矢印キーで1オクターブ下がる。
スイング
8分音符か16分音符かを選択してリズムの跳ね具合をパーセントで設定する。
ロック
一度操作するとコード進行とスイングの値は変更されないようにロックされる。ロックの解除は鍵のアイコンをクリックする。
3. 生成ボタンの役割
中央のメイン生成ボタン
コード進行、MIDIパターン、シンセのサウンドを生成する。
ピアノロールのコード生成ボタン
コード進行とそれに合わせたMIDIノートを生成する。リズム、ベロシティ、シンセの音色は変更しない。
シンセの生成ボタン
シンセのサウンドのみを変更する。
4. 書き出し
MIDIをホストのソフトに書き出す
「DRAG & DROP MIDI」をドラッグする。
※必要に応じてピアノロールの設定を変更する。
ON MIDI Wizard のピアノロールのMIDIを優先する。
OFF ホストのソフトのMIDIを優先する。
AUTO ホストのソフトにMIDIがない箇所はMIDI Wizard のピアノロールのMIDIを鳴らす。
オーディオををホストのソフトに書き出す
「DRAG & DROP AUDIO」をドラッグする。
パソコンにMIDIとオーディオファイルを保存
保存ボタンを押して任意の場所を選択する。
以上です。
MIDI Wizard のピアノロールは DAW を使い慣れている人は簡単に扱えると思います。
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