
三脚・照明なしでも撮れる!初心者向け動画撮影のコツ
2025年06月10日 12:29
この記事はこんな方におすすめです。
三脚や照明を持っていないけど、動画を撮ってみたい方
撮影に興味はあるけど、難しそうで踏み出せない方
スマホだけでどこまでできるか試してみたい方
お店やサービスの紹介動画を自分で作ってみたい方
機材がない=無理だと思ってしまっている方
「本格的な機材がないと撮れない」と思われがちな動画制作。でも、実はスマホひとつでも「伝わる動画」はちゃんと作れます。この記事では、そんな動画撮影の第一歩を、優しく・わかりやすくお伝えします。
三脚や照明がなくても、動画は撮れる
「動画を撮ってみたいけど、機材がなくて……」
そんな声をよく耳にします。
たしかに、三脚があればブレにくくなりますし、照明があれば画面が明るくなります。
でも、だからといって「三脚がなければダメ」「照明がなければ見られない」というわけではありません。
少しブレたっていいじゃないか、と思います。
ちょっと暗くても、それがその人の空気感や世界観になっていたりします。
むしろ、そういう“味”のある映像の方が、受け手に届くこともあるんです。
特に初心者の方が最初の一歩を踏み出すとき、いちばん大事なのは「道具を揃えること」ではなく、「自分の言葉で何かを伝えてみること」だと僕は思っています。
まずは「手ぶら」で始めてみよう
今のスマホは、びっくりするくらい高性能です。
少し前のビデオカメラよりも画質が良かったりします。
だからこそ、特別な準備をしなくても、まずはスマホをポケットから取り出すだけで、動画撮影は始められます。
「でも、何を撮ればいいの?」
「どんなふうに話せばいいの?」
そんな不安も当然あると思います。
それでも大丈夫です。最初は誰でもぎこちないもの。
僕がこれまでサポートしてきた中でも、「え? これでいいんですか?」と驚かれるくらい、カンタンなところから始めて、ちゃんと伝わる動画を作れた方がたくさんいます。
うまく話せなくてもいいし、言葉に詰まっても大丈夫です。
それもあなたの「らしさ」なんです。
撮影時に気をつけたい3つのポイント
「手ぶら」とはいえ、ちょっとした工夫で仕上がりはグッと良くなります。
初心者の方でもすぐに実践できる、簡単な3つのポイントをご紹介します。
1. 明るい場所を選ぼう
照明がないときは、自然光をうまく使いましょう。
窓の近くや、日中の屋外なら、スマホでも明るくきれいに撮影できます。
逆光になると顔が暗く写るので、光が自分に向かって当たるような位置を意識するのがコツです。
2. 手ぶれを抑える工夫を
三脚がなくても、壁に肘をつけて撮るとか、スマホを本やコップに立てかけるといった小さな工夫で、手ぶれはずいぶん減らせます。
お店の棚やテーブルなど、身近なものが「即席の三脚」になりますよ。
3. 音にも気を配ってみよう
静かな環境で撮るだけで、声がクリアに届きやすくなります。
外で撮る場合は、風の音や車の音に注意しましょう。
室内なら、空調や電子音などの「無意識な雑音」を一度意識してみると良いです。
実例紹介|案内動画を一緒につくってみた話
以前、あるスタジオのオーナーさんから「うちの駐車場からスタジオまでの道順を、動画で案内したい」という相談をいただきました。
機材はスマホ一台。
もちろん、三脚も照明も使いません。
僕と一緒に「じゃあ撮ってみましょうか」と軽い気持ちでスタートしました。
実際に歩きながら撮影し、スタジオの入り口までを案内するシンプルな動画でしたが、結果的にとても「伝わる」仕上がりになりました。
その方は、「こんなに簡単にできるんですね!」と驚かれていました。
お客さんからも「場所がよくわかってありがたい」「安心して行けそう」と、好評だそうです。
このように、「特別な技術」や「高価な機材」ではなく、やってみること自体が最大のステップになるんです。
「うまく撮る」より「伝わる」を大事に
僕が動画制作をお手伝いするとき、いつも大切にしていることがあります。
それは、「うまく見せよう」とすることよりも、「伝えたいことが届くかどうか」。
高画質じゃなくてもいい。
編集が凝っていなくてもいい。
あなたの言葉で、あなたのサービスや商品、あなた自身の想いを話せば、それはもう「伝える動画」になります。
プロっぽい演出がなくても、「あ、この人の話、ちゃんと聞いてみよう」と思ってもらえる動画の方が、信頼につながるんです。
それに、動画って、やればやるほど自然になっていきます。
最初のぎこちなさも、回数を重ねるうちに自分らしい表現に変わっていくから不思議です。
誰でもできる第一歩を、あなたも
「動画を撮るなんて、私には無理」
そう思っていた方が、実際にやってみたら「あれ? 意外とできた!」となる瞬間は、僕にとっても嬉しい時間です。
あなたが今、発信したいことがあるなら。
それを待っている誰かが、きっといます。
まずはスマホを手に持って、ほんの数分でもいい。
あなたの言葉で、一歩を踏み出してみてください。
三脚がなくてもいい。照明がなくてもいい。
あなたの「つくりたい」を応援します。
動画撮影に関するご相談や、初めての一歩をサポートするレッスンも行っています。
「自分でやってみたいけど不安」「誰かに見てもらいながら撮ってみたい」——そんなときは、ぜひお声がけください。
オンラインでも対面でも、わかりやすく、丁寧にサポートします。
あなたの「創る」をお手伝いします。
※この記事は note でも読めます。